高級酒の世界


―当店の考える高級酒とはー



昨今問わず、同じジャンルの商品には価格差があり、選ぶ際の基準の一つではありますが、価格が高いものが高級であるのか。突き詰めるとそもそも高級の定義って何?って話になると思います。

世界の一の自動車メーカーとなったトヨタも高級車レクサスのブランドを立ち上げる時に「高級」とは何か、それを以て「高級車」とはどういうモノなのかを徹底的にリサーチ、研究、そしてその真理を追究したそうです。


―3つのキーワード―



翻って、高級なお酒とは何でしょう。「級」は単なる順序やグループ、クラス分けです。ボクシングや柔道の体重別や車の車体やエンジンの大きさで税金が決まるみたいな分け方で、優劣の基準では無いような気がします。

近年、価格決定の要素には付加価値が重要視されるようになりました。単なる原料や製造コストから算出するのではなく、その商品が持っている背景、物語が重要な価値になりました。多くの付加価値を持った商品が高額になるのは十分納得出来る事だと思います。車で例えるとクラスの次に検討するグレードでしょうか。同じ車種でもエンジンの違いや装備品でグレードが設定され性能や使い勝手の向上で付加価値を高めたものといえますよね。当然価格も上がります。グレードを和訳すると、いわゆる「格」でしょうか。格ってそのものが持つポテンシャル(潜在能力)を表しますよね。

お酒で言うとどうでしょう。特別手をかけて無農薬や有機で育てた最高品質の酒米と、目指した酒質に合った天然の湧き水を原料に最新の設備と持てる最上レベルの匠の技で仕込む酒。さらにはお客様に届くまでお蔵、酒屋ともに完璧な商品管理をした純米大吟醸とかが「格」の最上位でしょうか。搾りあがったお酒には艶めくお米も使われた技も見えませんが、だからこそ飲んだ瞬間に感じるその潜在能力の凄みや喜びが価値の一つになるのだと思います。

酒屋を商いとして30年以上になりますが、その間にあった幾度もの日本酒ブームは日本酒の進化と高品質化に多大な影響を与えました。これまでのブームは淡麗辛口の味わいの流行であったり、優れたお蔵様が人気になり 酒質の高さをわかりやすくした吟醸酒ブーム等、あくまでも伝統的な造りに沿った酒がフィーチャーされたものでした。ただ直近のものはこれまでとは全く違うものとなります。


―3つ目のキーワード―



現在、最新の成分分析から解明された醸造の仕組みから得られたデーターで、醸造技術が著しく進化しています。 それまで何十年もかけて得た経験から造られるお酒を、最新の設備や技術を使うことで模倣出来る。さらに目立つ為に五味の何れかを突出させたような亜種が多く見られるようになりました。(造りもしない素人が不躾な物言いで申し訳ございません。あくまでも個人の意見でございます)勿論、知識、理論、技術どれも飛びぬけていて、且つ個性的なお酒を造られるお蔵様もいらっしゃいます。ただ日本酒として世界的な視野で高級を語るにはもう一つのレベルがあると考えています。

それは、「品」ではないでしょうか。そのものが纏う雰囲気、佇まい、優雅、洗練などと表現されますが、人で例えるところのオーラでしょうか。内面から湧き出るものがどうやって醸成されるのか。それは造り手の理念、信念によるところが大きいと思います。何を目指して造るのかと言う志しと本質の気高さが「品」となって表れるのではないかと思います。数千万円もするような腕時計やビンテージの家具、陶器などには、日常の道具でありながら魅了される美しさや気品があります。

心の奥で感じるちょっと切ないような感情は、造り手がものを生み出す時の大変な苦労や努力をその中に感じて呼応しているような気がします。そして「日本酒」にもその「級」「格」「品」を備えたお酒がございます。 当店の「高級酒の世界」では価格以上の価値を持った真の高級酒をご紹介してまいりたいと思います。それぞれの商品に世界があるように、高級酒の世界ものぞいてみませんか? ご期待に沿えるお酒をご紹介しております。

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